年代別の平均貯蓄額&負債額データ(「平成27年家計調査結果」より)

「平成27年家計調査結果」(総務省統計局)のデータからまとめてみました。

平成27年は、2015年のデータとなります。

先日アップしたのは、平均の貯蓄高のデータ、分布です。

今回は年齢別のデータをまとめてみました。

花1.世帯主の年齢階級別の平均貯蓄

貯蓄現在高は、年齢階級が高くなるにつれて、その貯蓄額も多くなっていっています。

例えば、40歳未満世帯では、608万円(世帯の平均額)、

60歳以上の各年齢階級をみると、一様に2000万円を超えているのが見てわかります。

詳細な二人以上の世帯でのデータは以下の通りです。

世帯主の年齢をそれぞれのグループに分けて、金額をまとめています。

*二人以上の世帯について世帯主の年齢階級別に1世帯当たり貯蓄現在高

全世帯の平均:1805万円

40歳未満世帯:608万円

40~49才世帯:1024万円

50~59才世帯:1751万円

60~69才世帯:2402万円

70歳以上の世帯:2389万円

数値を見ると、70才までは、年齢が高くなるにつれて、その平均貯蓄高も高くなっています。

しかし、70才以上の世帯の貯蓄平均額を見ると、わずかではありますが、減少しています。

おそらく、この前後で、仕事をしない人が多くなってきたのではないかと思います。社会活動、ボランティア活動、町内会など社会への活動は行っていらっしゃると思います。マンションの理事会、町内会でもご高齢のかたが頑張ってられます。

ただ、報酬を得る仕事というのは、このあたりで、引退をされる方が多いのかなと推察されます。

しかし、それでも2000万円台をキープというのはすごいものです。

花2.年代ごとの貯蓄高の増減の推移

次に年代ごとの増減の推移を見てみることにしてみます。

40歳未満世帯から40~49才世帯:+416万円

40~49才世帯から50~59才世帯:+727万円

50~59才世帯から60~69才世帯:+651万円

60~69才世帯から70歳以上の世帯:-13万円

世帯主が40代と50代との間が、一番増額幅が大きいです。

いわゆる50代最後の貯め時ということでしょうか。

やはり、多くの人が、40代もそうですが、50代はより貯蓄に励むということなのかも

しれません。考えるに、その目的は退職後の老後の暮らしのためでしょう。

そして、50代と60代の間も651万円の増額となっています。

60代以降働く場合、給料は半分~1/3になるのが一般的だと言われていいます。ただ、会社員、公務員の場合退職金がある場合が多いので、貯蓄も可能であったといことだと考えられます。

花3.負債額データ

参考データとして、先ほどの年齢別貯蓄高のデータに負債額を(  )の中に入れます。

*二人以上の世帯について世帯主の年齢階級別の1世帯当たり貯蓄現在高と(  )内に負債高(*は負債保有率の%)

*全世帯の平均貯蓄高:1805万円 (平均の負債高499万)(*38.1%)

40歳未満世帯:608万円(平均の負債高942万)(*52.6%)

40~49才世帯:1024万円(平均の負債高1068万)(*64.6%)

50~59才世帯:1751万円(平均の負債高645万)(*54.6%)

60~69才世帯:2402万円(平均の負債高196万)(*27.1%)

70歳以上の世帯:2389万円(平均の負債高83万)(*12.4%)

負債現在高をみると,40~49歳の世帯が1068万円と最も多いです。

住宅購入をする年代なのだと推察されます。

そして、50歳以上の世帯は年齢階級が高くなるにつれて、減っていっています。

また,負債保有世帯の割合は,40~49歳の世帯が64.6%と最も高い%です。

そして、50歳以上の世帯は年齢階級が高くなるにつれて、低くなっていっています。

さらに、60代以降では、ぐんと減っています。

やはり、定年退職前には、住宅ローンがある場合、完済が望ましいということですね。

花まとめ

純貯蓄額(貯蓄現在高-負債現在高)は、50歳以上の各年齢階級でプラスとなってきています。50代以上になり、貯蓄高が、負債高を上回り、資産がプラスに転じてきたということです。

もちろん、仕事があるうちに負債は返済しておかないと大変なことになるので、このデータは当然の結果なのだと思います。「平成27年家計調査結果」(総務省統計局)のデータが、一般的な流れを証明してました。

40歳未満でも負債の保有率の割合は50%を超えています。恐らく、30代後半から住宅購入を始める家庭が出てくるのだと考えられます。そして、40代、50代前半あたりで返していくのでしょう。50代では、貯蓄額の伸び幅が大きいです。住宅ローンを完済して、貯蓄のペースもスピードアップしたといったところでしょうか。

もちろん、これは一般的なデータです。各家庭で差はありますが、一つの目安になるのではないでしょうか。

*数値データは、「平成27年家計調査結果」(総務省統計局)から

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